今日は、神河町の各地区で自主的に体操グループを運営しているリーダーさん達を対象にした、年明け最初の「かみかわ自主体操リーダー会」でした!
リーダー会が始動して5ヶ月・・・。自主体操サポート事業は、6年ほど前から健康福祉課を中心に推進している事業なのですが、2018年に入ってグループが12から20に増えたことをきっかけに、「体操グループの数をただ増やすだけでなく、中心になる人たちがどのようにモチベーションを維持すればよいか?」を考え、これからは量より質を高めていこう!と企画しスタートさせました。
普段は体操のコツやレクリエーションの導入の仕方などを共有したり、各地区の活動をリーダーさんに話して頂いたりするのですが、年明け1発目の今日は、神河町でお馴染み、ゲストの古田裕子先生による特別講座をおこないました。
今回はサポーターの心得についてと、快適な介助の仕方を学ぼう!というテーマでの講義でした。
「長年生きていると、こうでなければ、と思考が凝り固まってくる人が多い。体操や運動をやれば良くなるという成功体験を持っている人はいいが、ない人はキツいことが出来ない。まだその気になっていない人にやらせようとしても逆効果。何度も誘って、やる気になったときにフォロー出来る体制、環境づくりが必要」と古田先生。
また、サポーターの心得として一番大事なのは「相手の意思をどれだけ尊重するか?」であると同時に、「一人が10人を満足させるのは難しい。人相手のことだから、合う、合わないがあるのもしょうがない。一人で抱え込もうとするのではなく、チームで対応するのがベスト」とも。
後半は、快適な介助の仕方だけでなく、コグニサイズで大笑いの楽しい時間を過ごしました。出来ないのが面白い!と笑い飛ばしながらやるのがコツですね。
私も、体操やダンス指導を始めた最初の頃、(フリーランスが長かったというのもありますが)全員を満足させる時間にせねば・・・と用意周到に頑張っていたのですが、それも毎回だとしんどくて自分が楽しめず、しかもあまり盛り上がらない・・と悩んだものでした。そういう時は大抵、目の前に居る人の反応を見ずに自分が考えてきたことを押し通したりしてるんですよね。
私自身も改めて初心に返ることが出来た、貴重な時間でした。古田先生、ありがとうございました!リーダー会、これからも毎月1回ですが継続させていきたいと思います!3月は、またまた特別ゲストに俳優・介護福祉士でOiBokkeShi主宰の菅原直樹さんをお招きし、「老いと演劇」のワークショップを開催します!どうぞお楽しみに!