目まぐるしく時が過ぎ、あっという間に3月も半ばですね。
昨年参加した「振付家ワークショップ」の参加者の一人である、堀内恵さんのお誘いのもと、京都のgalleryMainで行われる「ダンスを生活空間に接続する11人の試み」に参加します。
私は、その時に成田千絵さんとChorong Yooと共に創作した映像作品「3つの窓」の創作プロセスで書いた文章や、写真と言葉を展示します。
また、映像作品を創った後に私が直接この作品を観て欲しいと思ったアーティスト仲間に映像リンクと2つの質問を送り、その答えを「参加者の窓」と称してwebサイトに掲載しました。
① この映像から想起したものについて自由にお書き下さい。
② COVID-19以降、あなたが「変わってしまった」と感じたこと、「取り戻せない感覚」について教えて下さい。
昨年の8月から今年の1月にかけて、9名のアーティストから届いた回答は、その都度私の心を刺激し、私がその先に進むための励みとなりました。
また、この回答に関してはなるべく催促をしない、と決めていました。直ぐに感覚的に回答が返ってきた場合もあれば、1ヶ月以上悩んでようやく書いた、といって予期せぬほど長文を書いてくれたアーティストもいて、本当に嬉しかったです。
話がそれましたが、その時頂いた言葉を抜粋し、紙面に起こしたものをお客さんが持ち帰れるように展示したいと考え、福澤香織さんにデザインをお願いしました。
もはや今回の展示では、アーティストとのやりとりをwebに起こし、紙面に起こし、というプロセスに一番手間が掛かっているかもしれません。
「作品の創作プロセスをどのように表すか?」
これについては、本当に様々な手法があると思います。
パッと見では伝わらないこともあるかと思いますが、私は今回、映像作品を解体した断片的な瞬間のみではなく、この映像を観た私の大切な人や関わりのあるアーティストの言葉を掲載することで、この映像を観てない人・観ても良くわからない人に向けて作品を解説できるのではないかと考えています。
もしお近くにお越しの方は、ふらっと立ち寄って下さいね。
私は3/22,23に京都をフラフラしています。
日程:2021年3月23日〜3月28日
時間:13時〜19時
会場:galleryMain(プロセス展示) / LumenGallery(映像作品)
展示作家名
伊東 歌織
大村 千佳子
片瀬 あや
黒沼 千春
坂口 忍
畠中 真濃
古澤 美樹
堀内 まゆみ
堀内 恵
まつなみ はる奈
望永 寿子