2016年5月―私は初めて神河町を訪れ、水と空気の美味しさ、自然の美しさに触れました。きっかけは、縁あって「神河町をテーマにした高齢者向けの体操」を創ったこと。10月に再訪し、町の人たちと一緒に創った体操を踊りました。踊った後は地域の人とウォーキングをしながら景色を眺め、ゆっくりと流れる時間が心地良かったのを覚えています。それから一年後、神河町に移住を決めました。
神河町は、兵庫県のほぼ中央に位置する自然の恵み豊かな山間部、人口約11000人ほどの小さなまちです。平成17年11月7日に神崎町と大河内町が合併して誕生しました。姫路からローカル電車の播但線に揺られ50分。美しい山々や田園風景、水車などのどかな景色が広がります。北は朝来市、南は市川町と姫路市に隣接し、播磨と但馬を結ぶ、歴史ある地域として発展してきました。「ホタル」や「あまご」といった清流ならではの生き物が生息し、水がとても美味しいのも特徴です。

ハートの町KAMIKAWA