2018年のゲストは、京都を中心に世界各地で活躍する音楽家のやぶくみこさん。「待つ、ひらく、尊重する」をキーワードにやぶさん独自のメソッドで、楽器や音楽に触れる経験がない人でも楽しく取り組める即興演奏の音楽をベースに参加者のアイデア、イメージを使ってうたづくりをおこないました。7月に創ったうた「かみかわ散歩道」は、その後振付をして、時々体操のじかんで踊っています。

福祉現場でおこなわれる体操やうたを、「自分たちで創る」という機会はなかなかありません。人から与えられたものではなく、自分たちの感覚やイメージをかたちにする。この体験を通して見えてきたのは”ひとりひとりの個の感覚”です。「高齢者」と一括りにするのではなく、ひとりひとりの人生を通して培ってきた感性を垣間見ることの出来るすばらしい時間となりました。

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アート×健康福祉vol,1