Amakioto/ 12月 31, 2019/ アーティストインレジデンス/ 0 comments

ソウルでの滞在制作について、毎日日記を書こうと思っていたけど出来なかった。

とりあえず、期間中溜めてたメモやFacebookに投稿したことをここにも残しておこうと思い、1か月遅れで少しずつ載せていきます。

【ソウル滞在2日目】

今日は少し寝坊。遅めの朝ご飯を食べてから、旦那さんとソウルダンスセンターの周りを散歩した。

今回の滞在制作は、それぞれが別のリサーチをするので別行動もあるけど、初めの何日かはオフなので一緒に過ごした。

紅葉が綺麗だなーと思って階段を登るのだけど、結構な急斜面なので、思いの外疲れる。

頂上のような場所には、ちょっとした健康器具が置かれていて、おじさんがそこで運動していた。ソウルでは、山の途中の至るところに健康器具がある。これは、日本には中々ない光景だと思う。しかも、割とおじちゃん、おばちゃんがちゃんと使っている。

ひと山超えると学校の裏手に出て、少し歩くとお寺があった。以前、ポンサンウに行った時も思ったけど韓国のお寺は日本の寺と違ってカラフルだ。お祭り?だか儀式が近いのか、ピンクの提灯が沢山並んでいた。

とりあえず登ってきた道と反対側を下ると住宅街に出て、ゴミ置き場に家の形をした棚や額縁が置かれていて、これって捨ててあるのかな?と喋りながら眺めていたら、韓国人のおばあちゃんに話しかけられた。

多分、これは全部ゴミで勝手に捨てていったひとが居る、というような事を言ってたのだと思うが、そんなに韓国語が分からないのもあって、

ウリ、イルボンサラムイムニダ

私達は日本人です、と伝えたのだけど、特に効果はなく、おばあちゃんは韓国語でずーっと話し続けた。

「私達の国、日本人は頭が良い、以前、謝らない、日本人、好き、嫌い、テレビでは、今は」、、などなど

単語で分かるものもあるけど、殆ど分からなかった。しかし、彼女の目を見て頷きながら話を聞いていると、彼女は話す事をやめずに次々言葉が溢れてくる。(この感覚は、高齢者あるある)まあ、分からないのに頷いちゃう自分がダメねと思いながら

最後に彼女は、こんなこと言ってごめんね、でも私達の国と日本人は(握手の動作)…というような事を言い残して去って行った。

推測するに、彼女は日本人のことは基本的に好きで、だけど最近の日韓の間で起こったこと、更に昔の関係性において彼女なりの意見を一通り述べたあと、私たちにこんなこと言っても悪いけど、本来なら両国は仲良くするべきだ、と締め括ったに違いない。多分

もしかしたら全然違うのかもしれない。でも、少なくとも日本人に対しての敵意は感じられなかった。言葉は完璧に分からないとしても、偶然居合わせた私達に何かしら伝えようとしてくれて、それを分からないなりに聞こうとした。

散歩は面白いなと思う。滞在制作とはいえ、スタジオの中で自分の創りたいものを突き詰めるのとは違う世界に出会える。

謎のトーテムポールのようなものも。

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