振付家ワークショップvol.3 成果報告会のお知らせ
2020年度の振付家ワークショップの受講者がワークショップ期
振付家ワークショップは、日本には芸術としての振付家の教育環境
が少ないことに着目し、2017年度にvol. 0(試験版)を開始した、振付のためのワークショップです。振付 について多角的に検討・議論する場を設け、概念を共有することで 、振付家やコンテンツのレベルの底上げだけでなく、日本のコンテ ンポラリーダンスのシーンの活発化と成熟の一助となることを目指 しています。 日時:2020年9月6日(日) 15:30開演(30分前に開場予定)
会場:神楽坂セッションハウス
入場料:1,000円
上演時間:休憩込みの2時間強(予定)企画・制作:Somatic Field Project
私は今回、初めて作家不在で映像作品発表をします。
今年の7月から約2か月・・・結構ハードでしたが、じっくり自分をみつめる機会となりました。
他の11名の受講生のプレゼンや講師の方々の講義、経過発表での自分の作品に対してのコメントに触れることで、新しい上演の可能性、コロナ禍における「ダンス」という枠組の可能性について、色々考えさせられる日々でした。
もともとは東京へ行きたいと思って予定を組んでいましたが、コロナの第二波が出始めた頃から「兵庫から東京への移動が叶わないかもしれない」と思うようになり、8月に入ってからは会場に行かない、という選択肢の中で何を提示できるか考え始めました。
実際の反応を会場で体感できないなんて、今まで一度もなかったことで、頭では分かっていてもそれについての手段を持ち得ていないので、ギリギリになって気づくこと、判断せねばいけないことが重なり、今までの価値観を貫けないところで、きつい思いをしました。
でもきっと、世の中全体がこういう風に、徐々に変化し、個々が見えないところで戦っているのではないか?と思うと、自分も頑張ろうと思えます。
私の作品は、「画面越しの対話」を想定したものになり、web上で静かに展開していく予定です。また、COVID-19以降の感覚について、3人のアーティストのアーカイブを展開しています。もし興味を持たれた方がいましたら、ご参加ください。
ウェブサイト:「私のリズムはどこ?」