Amakioto/ 6月 21, 2019/ ワークショップ, 地域のしごと/ 0 comments

「地域の人たちとプロを巻き込んだパフォーマンスを創りたい」

と思うようになったのは、移住して一年が経った頃。

移住したての頃は、正直そんなこと考えられなかったし、そういうのは他所でやればいいと思っていました。

たまたま、昨年「道の駅銀の馬車道かみかわ」のパフォーマンスイベントを企画させて頂く機会があり、丁度その話が出た頃に「杉区で京極さんにダンスを教えて欲しいという声が挙がっているよ」と言われ、自分の意志とは関係なく物事がコロコロと転がっていったことがきっかけでした。

初めの頃は地域の参加者とプロの演目を分けての発表をしていましたが、2回目のお話を頂いた時、かなり強引ではあったのだけど、地域のシニアダンスチームが踊る播州音頭の音楽をぶっつけ本番でプロに演奏して貰い、そういうごちゃ混ぜ感に可能性を感じたので、今度やるならもう少し丁寧に時間を掛けて出来たらいいな・・・と思っていました。(ちなみに、この播州音頭は加東市播州音頭保存会の方々から教えて頂いたもので、これも後々に加東市と面白い結びつきが生まれました。)

 

さて、道の駅での3回目のイベント日程が決まり、

どうせやるなら既成の音楽やダンスを真似るのではなく、

自分たちの地域ならではの演目を創りたい・・・

という思いもあり、先ずはゲストに音楽家のやぶくみこさんを招いて「杉区のうた作り」ワークショップを企画しました。

参加者は、お馴染みのシニアダンスチーム「チアBAABA」のメンバーに加え、杉地区「地域サロン」の運営メンバーである区長さんを始めとした頼もしい男性陣も加わりました。

チアBAABAのリーダーさん達にこの思いを提案したところ、「昔、地域サロンで‘杉区の宝物’といって杉区の良いところや魅力を探して皆で話し合ったことがあるから、区長さんや地域サロンを運営している人たちにも声を掛けたら良いかもね」と提案して頂いたのがありがたかったです。とは言え、

「うた作りって、どうすればいいの?」

と、皆さん最初は???という感じで・・・

やぶさんのこれまでの活動や、他の地域で創られた実際の歌などを見聞きし、少しづつイメージを膨らませていきました。

 

うた作り序盤は、やぶさんの質問から。

「遠くに出掛けていて、ああ、杉区に帰ってきたなあ~と思う時の風景って何ですか?」

「子供の頃、楽しみだったことって何ですか?」

「この地域特有の方言みたいなものってありますか?」

最初は遠慮がちに出てきていた答えも、段々緊張がほぐれるとともに盛り上がってきて、思い思いのおしゃべりが弾みました。

最終的には纏め上げることが出来るのか?と不安なくらい、沢山の言葉が引き出されました。

正直、私はこの一年半「身体」「健康」のことで皆さんと関わることが多かったので、地域の歴史とか、杉区の昔の風景とか、よく使われる播州弁についてこうやって生の声を聴くことがなかなか無かったので、とても貴重な時間でした。こういうことが、実はやってみたかった。

「らっこー?」

「らっきゃらっきゃ」

「べっちょない」は良く言うな~とおじさん達が話していたのだけど、私はこの日初めて聞いた言葉ばかりでした。

これらは全部、「大丈夫」という意味で、質問や答え方で少し言い回しが違うとのこと。面白い!

よく知っているはずの風景、月に何度も関わってきたひとたちなのに、知らないことがまだまだある。消えていったもの、失った風景も沢山ある中で「今」がつくられていることを学びました。

出てきた言葉を紡いだり、足したり引いたりしながら歌詞が生まれ、音階決まってゆく。そして皆の声に乗って素敵な歌が生まれました。

いや~、こんなに短い時間で、耳に残る心地の良い歌が出来たのは凄いです!皆の集中力、チームワーク、そしてやぶさんの神業・・・

さあ、これらをどうやってパフォーマンスにしようか?道の駅観月会は9月を予定しています。

今回もゲストが豪華なのですが、私は裏方に徹することにしたので陰ながら支えていきますよー!!

杉区のメンバーの皆さん、やぶさん、遅くまでお疲れ様でした!!

 

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