MUSEUM × THEATER:ミューシアvol.10「天球の庭」無事終了しました!
2015年に出雲へ行って以来、交流の続いているピアニストの歌島昌智さんのご縁でその後も松江、そして今回初めての益田。島根に行く度に島根が好きになります。そして急遽、写真を撮って下さった高嶋さんもありがとう!!
今回は石見美術館の廣田さんが企画を行った「星とめぐる美術」の展示の関連企画ということで、メンバーで始まる前に展示を堪能しました。
先ず、これらの展示を見ただけでもここに来た価値があったと思うくらい、私にとってはズドンと来るお土産を貰った感じです。「モノ」を残せる美術展示には昔から憧れがあり、瞬間にしか生きられないダンスを選んだ身としては、いつも考えさせられる。特に生涯を掛けて作品と向き合っている《オパルカ1965/1-∞》の作品は凄まじくて、メンバー全員がやられました…
今回、一夜限りの即興パフォーマンスというその日その時にしか出逢えない音、空間、身体という本当に貴重な公演で、やはり美しくも儚いのだけど、その瞬間に出逢えた感覚はやはり何者にも替えがたいものでした。踊ることそのものは、私にとってはやはり喜びそのものだった。共演者の皆さん、本当にありがとうございました。また集合しましょう!
そして照明さん、スタッフの皆さんがそれぞれの要望に瞬時に答えて下さり、気持ちよく場を整えて下さいました!
当日は、神河町で出会った友人も駆けつけてくれて、しかもアンケートの回収率も高く、観客からの言葉もしっかり受け止めることが出来ました。興味深かったのは、「ドネーション制についてどう思いますか?」の問い。「自分で価値が決められるから良い」「そもそもの相場が分からないから決めてほしい」など、今後私も考えなければいけない、ダンスや現代音楽等に触れたことのない人の価値基準について生の声が聞けたのは良かったです。(とは言え、島根でこういう場で踊るとき、来る人達は大体物凄い好意的なんだけどね。)
そして打ち上げでは、美術館の学芸員さんだけでなく、グラントワのチームの皆さんと様々な活動についてお話出来て嬉しかったです。劇場と美術館が一体になっているような施設、私は初めてで、ついでに劇場見学もさせて貰ったのですが、中庭とかエントランスとか…もう楽しすぎてまた是非何かやりたいなーと思っています。
ひとまず、無事に帰ってきているのですが、何と久々に体が動かなくなって寝込んでしまって、今ようやく起き上がれた状態です…
歌さん本当にありがとう~!!!めっちゃ楽しかったです!!